一歳児配置改善加算について
2025年4月4日(現在の情報)
株式会社四葉企画は保育園の運営をサポートしている企業です。
項目ごとのサポートも可能ですので、ご興味ある方は、事業内容をご覧になって下さい。
1歳児配置改善加算 職員配置について
今回は1歳児配置改善加算について取り上げさせていただきます。
令和7年度から場環境改善を進めている施設・事業所において、1歳児の職員配置を5:1以上に改善した場合に、加算する制度です。
1歳児はとても大変な時期なので、加算をしてくださるのはとても、ありがたい制度ですね。
現行は6対1ですから、5対1に改善して職員を配置する必要があります。
計算例)
現在:1歳児 19人 ÷ 6人 = 3.16人
加算時:1歳児 19人 ÷ 5人 = 3.8人
※1歳児19人の小規模保育所であれば、小数点第1位まで求め(小数点第2位以下切捨て)小数点以下を四捨五入することになるので職員配置は3人から4人となります。

1歳児配置改善加算 加算条件について
昨年、処置された、4歳以上児配置改善加算は職員配置を満たしていれば、加算の対象になりましたが、1歳児配置改善加算については、下記を全て満たしていなければいけません。
(1) 処遇改善等加算ⅠⅡⅢの全てを取得している
(2) 業務においてICTの活用を進めている
(3) 施設・事業所の職員の平均経験年数が10年以上
※①登降園管理 ②計画・記録 ③保護者連絡 ④キャッシュレス決済
①及びもう1機能以上の機器を導入し活用している
平均経験年数は4月1日時点での確認が基本なので、転職組の先生の在籍証明書の確保が重要になります。
ハードルはありますが、財政が厳しいなかで、新規処置を増やしていただけたのでありがたいです。
具体的な単価を職員の平均経験年数を10年、年度の初日の前日における満年齢の1歳児が10名、地域区分が10/100の小規模保育所を例にして計算をしてみます。
計算例)
基本 16,870 + 160 × (加算率18 + 2.8 ) = 20,198 × 10人 = 201,980
約20万円という結果になりました。
参考資料
※記載内容の引用はお断りしており、本サービスの利用によって、お客様及び第三者に生じた損害においては、当社の故意又は過失に起因する場合を除き、当社は責任を負わないものとします。

