保育士配置基準、保育士試験について
2025年3月29日(現在の情報)
株式会社四葉企画は保育園の運営をサポートしている企業です。
項目ごとのサポートも可能ですので、ご興味ある方は、保育サポート概要をご覧になって下さい。
保育補助者の活用について
保育士の有資格者の雇用が年々難しくなり、保育園での雑務が増えているため、負担軽減のため、保育補助の子育て支援員の活用が有効です。現在、ほとんどの市町村によっては、保育士等の職員配置の特例で、保育士等配置要件緩和がされています。
朝夕等の児童が少数の時間帯で、配置基準以下であれば、保育士+子育て支援員を配置することで、保育士を常時2名以上配置しなくても運営が可能となります。
保育補助者雇上強化加算が利用できる市町村も年々増えてきていります。こちらの要件のなかに、保育士資格の取得に努めることがあります。
施設にとっても保育士資格をとっていただければ、運営の安定に寄与するので積極的にうながしていきたいですね。
保育士試験の改正、受験について
今年の保育士試験前期の「筆記試験受験票」は4月上旬に郵送になります。
令和7年度の保育士試験日程は下記になります。
前期日程
筆記試験:令和7年4月19日(土)、20日(日)
実技試験:令和7年6月29日(日)
後期試験
筆記試験:令和7年10月18日(土)、19日(日)
実技試験:令和7年12月7日(日)
年2回の保育士試験での科目合格は3年間有効です。
試験内容は流動的にかわるため、なかなか、全科目合格は6回では難易度が高く諦めてしまう方もおります。
また、弾き歌いなどの実技試験を苦手とされたいる方もおります。
そこで、意外と知られていない地域限定保育士試験の活用がポイントになります。
地域限定保育士試験は通常の保育士試験とは別におこなわれているため、試験を受験できる回数が増加します。
また、科目合格は通常の保育士試験でも免除となります。
また、実技試験ではなくて、講習の受講で実技はクリアできます。
この地域限定保育士試験は、現在、神奈川県、大阪府、沖縄県などの少数の地域でしか実施されていません。
令和7年度以降は全国展開される予定で、合格できる機会が増える事になります。
乳児等通園支援事業等が追加されるなど試験の内容は年々増えていますので、変更される前に合格してもらえるよう指導をすすめていくのが施設運営にとっても良いことだと思います。
参考資料
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