保育園に必要な面積と配置基準

2024年1月31日(現在の情報)

株式会社四葉企画は保育園の運営をサポートしている企業です。
項目ごとのサポートも可能ですので、ご興味ある方は、保育サポート概要をご覧になって下さい。 現在は保育園の開園も落ち着いておりますが、保育園、こども園の新規開園、改修で必要なポイントをまとめておきます。
具体的に第三者の意見を必要とされる法人様は、弊社でも運営コンサルタント契約でお手伝いできますのでご相談ください。

保育園児1人あたりに必要な面積基準

保育園の室内の面積基準は、年齢で分かれてます。

乳児(2歳未満クラス):3.3平米/人
幼児クラス(0歳、1歳)はいはいをして動きまわる事を想定して、ほふく室で過ごします。幼児と比較して広く設定されています。
乳児室(1.65平米)は、ほふくをしない0、1歳児のベビーベッドのある空間を想定していますが、別室を用意すると人材配置の問題もあるため、現実的にはほふく室のみで用意がされていない施設が大多数です。

幼児(2歳以上):1.98平米/人
対して、幼児クラス(2歳、3歳、4歳、5歳)の面積基準は2平米弱と少なくなります。
乳児よりは狭くなるため、2歳クラスになると狭く感じる子どもおり、世界的に見ても面積は抑えられていると感じます。

特に都心部は土地が高いので、どうしても最低必要面積に近い水準になりがちです。

なお、幼児クラスにつては、屋外遊技場(園庭)が別途必要になります。園庭の必要面積は一人当たり
3.3㎡(2歳以上)になります。
保育園では公園などの代替地が認められるケースもあります。ただし、こども園では原則認められません。
認められるときの注意ポイントは、代替地の面積施設からの距離代替え地の設備の確認が必要になります。

四葉企画では保育園の新規開園に関わったスタッフが在籍しています。
自社物件で保育園の賃貸等もしているため、保育園に係る設計会社、建築会社様のご紹介も可能です。

参考資料:保育の現状 – 内閣府

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!